寒い~~~~~~~ 何故に良い子を育む子供の日にこんな天気なんでしょうかっ!天気の神さんも、薄っすら根性の悪いことをなさるもんです。
私は華麗なる休日出勤族し文句を言いながらも諸々の作業をこなしています。
2ヶ月前よりフランス語の勉強を結構マジに取り組んでいます。
腰を据えて、ア・ベ・セ・デ・ウ・・・・から。鳥取弁しか話せない私なので前途多難なのですが、数名の大人の方々が動いてくださっている事なのでやらなきゃいかんのですっ!serieusement pour de bon!詳しいことは追々お話します。
フランスに行ったのは、もう10年以上前になります。確か2月あたりの寒い時でしたか。。10年以上前になるのに、その時の情景などがはっきり頭に残っていることがあります。
夜のパリのイルミネーションをバスで回るオプションツアーを申し込んでいて一緒に旅した方と楽しみにしていたのですが、その方が体調不良にてホテルで休むことになり私一人の参加となりました。
集合場所は現地のツアー会社前。
ふと案内を見ると★ムーランルージュ・レビュー★と言う文字が飛び込んできて、何故か「・・・行かなきゃ・・・」と思ってしまったんですね。日本でキャバレーなんぞ足を踏み入れたこともない者が不思議なことなのですが。。。
デスクが日本語OKな方だったんで「チケットあります?」と聞いたら「あるけど・・・行くの?」的なことを聞かれたような。
「うん。行かなきゃ。」と答えたら「Oui!」と笑顔で手配してくれました。
ホテルのビュッフェでドイツのじいちゃんに中学生と間違われた日本のアラサー女がムッシューに混じってキャバレーに乗り込むという妙な構図です。
ムーランルージュの中は外観からは想像つかないほど広くて華やかでした。私は飲みたくない気分だったので無炭酸の水をお願いして前席寄りのカフェテーブルでレビューに見入ってました。
大ボリューム半裸のお姐さん方々に腹一杯となってき始めた頃、ホテルで休む旅の連合いさんのことが心配になり、同行したムッシュー方々に「帰る!オルヴワ~ル!」と言ったら「バスが迎えに来るまで待ちなさい・・・」的なことを言われたような。「ボヌニュイ~!」と手を振って出ていく私を心配そうに見るムッシュー方々。
外の大きな通りには人と車がたくさんだったけど乗車出来そうなタクシーを見つけられなくてピガール広場方面に歩いていき、タクシーを見つけました。「ボンソワ~!」と優しそうなドライバーさんだったので安心しました。
ホテルの住所を書いた紙が見当たらなかったので、とっさにホテル近辺の観光地を思い浮かべ「オペラガルニエ シルヴプレ!」と満面の笑みでお願いしたら通じました。
オペラ座が見えたら安心したので気が大きくなってしまいドライバーさんに、そこそこ多めのチップを渡し「ボヌニュイ~!」と元気に下車し、ホテルまでの道中に旅の連合いさんへのお土産で露店で焼き栗とカスタードケーキを購入。それも「売れ残りだが!まけてな!」と鳥取弁にて値切るという荒技をやってのけ・・・・・・・
当時と同じことを、今の四十路真っ只中の私にやれるかと聞かれたら・・・・・
できませぇーーーーん!恐ろしくてできませぇーーーん!!!
見ず知らずの外国のおっさん達とキャバレーに乗り込み!
夜のピガール広場を女一人で闊歩し!
自由自営業のミニスカート姐さん達に睨まれ・・・
東洋マニアなおっさん達に値踏みされ・・・
(実際、いくら?って声かけられた。当時は意味不明だったので無視した。。。)
無知で貴重な体験が出来たのは幸いだったけど、何か事が起こってたら私は本当に。。
アホウ ド ジャポネーゼ であーーーーるっ!
しかし無知の怖いもの知らずでもあったのですが、魂レベルで私を突き動かしていた何かがあったのです。
それは翌日に行ったオルセー美術館ではっきりするのです・・・
その話は、また後日!
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