文化菓子

ふろしきまんじゅう

創業1868年(明治元年)

鳥取県民ご用達、八橋の老舗お饅頭屋さん

山本おたふく堂

150年変わらぬ製法で作り続けられているお饅頭は安定の美味しさです。

地元では”おたふくまんじゅう”の名称ほうが、おなじみかもしれませんね。

なぜ、ふろしきまんじゅう なのかと言うと、出来上がりの形が、四隅を折った風呂敷のようだからとサイトの自己紹介に記載されていました。

何とも素朴な発想が、お饅頭の優しい味に表れていてホッとします。

 

 

黒糖って意外なことに?!

只今、空前の黒糖タピオカブームとなっております。なので黒糖について調べてみたのですが、白糖に比べて、ちょっとだけ独自でクセのある甘味料だとわかりました。

原料はサトウキビで国内産地は主に沖縄や奄美です。

サトウキビを煮詰めて絞る製法は白糖と同じなのですが、その後ろ過したり白色に整えることをせず、抽出した絞り汁をそのまま固めて粉砕し粉状にしたものが、黒糖となるようです。

本来は不純物であるカルシウムや鉄、亜鉛など各種のミネラル分が糖蜜に多く含まれているため、渋みや苦味といった雑味も多く、独特の味がします。

また、糖分80%と砂糖の中で一番低いのも特徴です。

昔は、ろ過製法を行わないことから土の中のボツリヌス菌がそのまま摂取されることの心配から、乳児が食することは厳禁となっていました。

お饅頭の要となる砂糖が黒糖であることで、独自の美味しさを打ち出し保つことには、相当な工夫と努力を要したのではないかと考えます。

変わらぬ美味しさで150年!歴史の深さに恭敬します。

地元に根付き育んだ文化

2017年大晦日

40年ぶりの大雪と国道9号線でのトラック事故・・・さまざまな要因が重なって、100キロ以上の大渋滞が起こってしまったことがありました。

大晦日なのに・・・多くの方々が家に帰れないという、とんでもない事態発生です。

山本おたふく堂の店舗は国道9号沿線にあります。

なんと、山本おたふく堂の方々は、車上に閉じ込められている多くのドライバーさんに、ふろしきまんじゅうとお茶を無償で振舞い店舗のトイレを開放するという行動を起こされたのです。

これをニュースで見た時に、長い歴史があり郷土に根付き実績をあげている企業の懐の深さに感激しました。

「わが地元で困っている人」を何とかしたいとの思いは郷土を愛する文化の深さ無しでは、そうそう出来るものではありません。

これからも変わらぬ美味しさで、歴史を積み上げてくださるであろう安心感は地域の宝と言ってもかごんでは無いと思います。

器:ミカサ ストーンウェア 北欧逆輸入品

購入shop:santana cotoya

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