Robotic Process Automation
私、対人援助職従事28年パソコンやWEBとの関わりも長くなったヒューマンマニア
少し前から、集大成とも言えるべく本気の探求研究に入っております。
介護とRPA
RPAとはRobotic Process Automation ロボティック プロセス オートメーション の略です。
人がパソコンなどを用いて行っている膨大な一連の事務作業を自動化できる「ソフトウェアロボット」のことです。
「人の温かさや真心が基本でしょうが！！」
介護にオートメーションという言葉を取り入れるとヒステリックに上記言葉を叫ぶ人は意外に多いんですよね。
当たり前です。
介護の仕事ほど人の力に支えられている業種は見当たりません。
ただ･･･介護の仕事全般に対し人が必要以上に手間暇をかければかけるほど「良い介護」と考えている方々は
近い将来に訪れる未来に対して、自分の首を絞め続けていることに気づいていないのです。
紙に追われるケアワーカー
それぞれの介護事業所の運営には膨大な事務作業が発生しています。
介護保険法に基づき、絶対に必要な法定書類というものが存在し、それが整っていないと、国からの介護報酬が入ってきません。
その法定書類がいまだに”紙”による取扱が絶対だという現状はあまり知られていないかもしれません。
各介護事業所を監督監査する役所には、その紙の不備を見つけ出すことに躍起になっている職員もおり
ケアワーカーがタイムスケジュールを工夫し誠心誠意お年寄りと向き合っている日々は、些細な紙の誤字、記入間違い等を指摘されて、いとも簡単に否定されてしまうというやりきれない現実です。
介護は人の真心
これは膨大な紙の処理に追われる現状との介護の理想との乖離ではないでしょうか。
私はレディに介護してほしい
掲載誌を変更しながら長きに渡り連載し、多くのファンを魅了している「コブラ」という漫画があります。
左腕に特殊な高性能銃「サイコガン」を付けた、一匹狼の宇宙海賊・コブラの活躍を、描いたSFアクションストーリーです。
その中に登場する大好きなキャラクターがあります。
コブラの唯一無二の相棒である「アーマロイドレディ」です。
ライブメタルという超合金のボディを持つ女性アーマロイドで、スリーサイズは上から88・60・89の超ナイスバディ、冷静沈着で博識な頭脳と優しさを持ち合わせた、まさに理想の存在。
知人たちとの介護談義の時に、将来の自分が要介護者になった時の話をした時に私は
「私は将来はアーマロイドレディに介護してほしい」そう言って場の空気を微妙にさせたことがあります。
その場は冗談として流されたけれど、私的には結構本気で今でもそう思っています。
人との交流の大切さはよく解っているので、そちらを絶対におろそかにしないことを前提として、
私の全てがインプット出来ているレディが自宅や施設の居室にいててくれたら･･･そんな本気の妄想をこじらせています。
たぶん、レディはどんなに過酷な介護を望もうとも、私を傷つけるような言動は絶対にしないでしょうから。
RPAとAIの違い
RPAの「R」ロボティックと聞くとペッパーくんのような対人ロボットを想像されるかもしれませんが明確な違いがあります。
RPAは指示された処理を正確且つ短時間に行います。指示されたことは次々に優秀に片づけてくれます。
しかし、想定外なことが起こっても指示されたことしか行いません。
想定外なことが起こった時に、臨機応変に対処してくれるのがAIです。
つまりRPAには、指示を出してくれる存在があってこそ、力を発揮できるというわけですね。
人じゃなければ絶対にダメなコトとRPAに任せればいいコトを上手く組み合わせることが出来れば、人が真心の介護に従事できる時間が増えるのではないかと考えているのです。
萬年人材不足で従事者の高齢化が進む介護業界
現在、生きとし生ける人々全ての未来に関わるコト、他人事ではないのです。
レディに介護をしてもらう未来を望むのは、まだまだ時間がかかると思われます。
それまで･･････
私は、この探求研究を本気で続けていくのです。
理想と現実をかみしめながら。
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