文化菓子

シベリア

昔からあるお菓子ってなんだろう・・・

と、考えた時に真っ先に浮かんできたのが、このシベリアでした。

調べてみると、やはり歴史は古く誕生したのは明治後期から大正初期にかけて横浜の老舗ベーカリーが販売したモノのようです。

カステラで羊羹をサンドしているこの和菓子が、なぜシベリア?なぜロシア?疑問は尽きません。

まず考案者が不明というミステリーから入ります。

名前の由来も諸説あって、シベリア断層からきている説、雪のシベリア鉄道からきてる説、シベリアの永久凍士からきている説、シベリア出兵からのぉ~軍従事菓子職人考案説・・・

いずれにしても日本独自に考案製造されロシアのシベリアから何らかが伝わったモノではないようですね。しかし当時の時代背景から日露戦争に関連付けているのは間違いはないようです。

冷蔵庫が普及していない時代に涼しそうなネーミングは子供たちに夏のおやつとして人気だったとか。

流通しているのは主に関東や中部地方で関西近畿にはあまりなじみがなく、西日本では唯一四国高知に製造メーカーがあったとのことです。

山崎製パンが製造し全国のスーパーで販売したことから鳥取育ちの私も子供の頃に牛乳と一緒に食べたら美味しかった思い出もあります。

2013年に大ヒットしたジブリ映画「風立ちぬ」でシベリアを食べていた場面があり、全国的に注目を集めたこともありました。

そんなことを探求していたら、どうにもこうにもシベリアが食べたくなって、鳥取のまちのスーパーをいくつも回ってみたけど見つかりませんでした・・・

しかし!今は令和の世で私は大人!

ネット通販で注文し青森のメーカーさんからロットの関係でまとまった数がドーンと届きました。

子供の頃の思い出は三角形でしたが最新シベリアは小ぶりな長方形で一口二口で食べれるサイズになっています。

甘さがひかえめでカステラも羊羹もしっとりしていて、和洋折衷で時代遅れな感じもなく、それでいて懐かしい感覚もあり、大変美味しいお菓子です。

伝統を考慮しながら時代に合わせて変化していく・・・

ただの菓子パンのコトかもしれませんが「文化の継承」のあるべき姿と重なり、これからもずっとずっとシベリアというお菓子が製造販売されることを願っています。

器:因幡焼(四角リム皿)

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